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情景が揺れる
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窓の外は乾いた景色
眼鏡越しに揺れる情景
枯れて乱れる黄金色
ぶれ続ける冴えない策も
アクビをしてる間に消えて
デキソコナイが並ぶ後方へ
不安で笑みを浮かべてる
隠した点滅する衝動
放って
情景が揺れる
傷はそのままに
情景が揺れる
見失ったあの日の面影と寄り添うように
捨てたはずの郷愁が指を放さない
ただ闇雲な前進に怯え
残された言い訳と道理
グッバイ、また明日で変わるのは日付だけ
すべてを見据えて
残された記憶と、微かな色合い頼りに
また今日を始めていく、性懲りもなく
ひび割れた視界の向こうにある笑顔は
傷だらけに光る
残照が燃やした足枷で
壊す、見せかけだけの予防線を
情景が揺れる
傷はそのままに
情景が揺れる
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